3代で繋ぐそばの味

「3代で繋ぐそばの味」

盆や正月、帰省した時など、大家族が全員集まる時に食べるのは、いつもばあちゃんのそばでした。鶏がらと昆布で出汁をとり、大人数分のそば打ちをしていたばあちゃんの姿を今でもよく覚えています。
平成元年。当時私が学生だった頃、父と母が久木野庵を創業しました。ばあちゃんの田舎そばを原点に、蕎麦処州で修行した父の味が加わり、久木野庵の味が出来上がりました。当時はそば定食、ざる、きつねそばなどをメインに「旨いそばを安くで腹一杯」をコンセプトとしていましたが、高価な大和芋や自家栽培の野菜など、料理の素材には妥協していませんでした。
※当時の久木野村は「そばの里久木野」で村おこしを行っており、父をはじめ久木野のそば屋が盛んでした。

そばへの情熱

そして平成15年。ばあちゃんのそばをルーツとし、父が始めたそばづくりを二代目として継承。東京の老舗そば屋でそば作りの修行をし、帰郷したのち新たな久木野庵をスタートさせました。
ある日、東京から食べに来てくれた老舗そば屋の兄弟子たちから受けた「まずい」の一言。そば作りの厳しさを痛感し、そば職人として再スタートすることを決意しました。兄弟子のうちの一人、1日300食の人気店を開業した方を師匠とし、店を切り盛りしながら8年間の修行。ようやくそば職人としてスタートラインに立てた気がしました。
ばあちゃん、そして父の想いを胸に、二代目としてそばづくりに精進しています。すべてはお客様の「うまい!」のために…。

真心こめて

久木野庵は家族経営の小さな蕎麦屋です。お客さんを温かく迎え、くつろいでいただけるような空間づくりを心がけています。
また、田舎料理の野菜には自家菜園で採れたものや地元で採れた新鮮なものを使っています。
畑から食卓まで、自分たちの目の届いた料理を提供しています。

季節ごとに変わる田舎料理。
南阿蘇の美味しいお米。

そばとともにお楽しみください。

南阿蘇の豊かな自然

外輪山の中にある南阿蘇は、水が豊富に湧き、野菜が美味しく育ちます。また、里を抜ける空気は澄んでいて、自然も豊か。夜は満天の星空が広がり、温泉もあります。
「南阿蘇はいいところですね」と言っていただくと嬉しい気持ちになります。おいしいそばの提供はもちろん、この里の良さも発信していけたら。
「水の美味しい町はそばの美味しい町」、そうでありたいと思います。

PAGE TOP